| 議 事 録 |
■第161回国会 参議院憲法調査会二院制と
参議院の在り方に関する小委員会
(平成16年11月19日)
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○小委員長(舛添要一君)
ただいまから憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会を開会いたします。 二院制と参議院の在り方に関する件を議題といたします。 本日は、参議院と衆議院の役割分担について、二時間程度、小委員相互間の意見交換を行います。 まず初めに、各会派を一巡して、それぞれ十分程度で御意見をお述べいただきたいと存じます。 なお、御発言は着席のままで結構でございます。 それでは、御意見のある方は順次発言願います。 荒井正吾君。
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〈中略〉
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○山下英利君
ありがとうございます。 私から二点なんですが、やはり委員の皆さんの意見を聞いておりまして、衆議院と参議院の役割の分担ということが一番大きなポイントではないかなと思っております。 荒井委員の方からの御指摘もありました。ただし、現在、参議院の在り方を見ておりますと、行政に対するチェック機能ということは言われるんですが、実質的に、その行政に対するチェック機能だけではなくて、衆議院に対するチェック機能というふうな意味合いも感じられるところであります。ですから、衆議院と参議院と役割を分担しましょうといった場合に、じゃ衆議院に対するチェック機能をどう考えるのかというところというのは一つ考えていかなければいけないのかなと思います。 確かに、法案のベースでいえば、これは参議院が審議をしなくて、もう衆議院の採決によってそれをもう成立とするという考え方は確かにあるかもしれませんけれども、そうした場合には、本当の意味での立法府としてのいわゆる牽制といいますか、セーフティーネット機能みたいなものは、ここは参議院に求められているという観点からすれば抜け落ちてしまうんではないかなと、そのように感じるところでありますから。 そして、行政に対するチェック機能ということで考えた場合には、先ほど田先生からのお話もございましたが、例えば会計検査院あるいは公正取引委員会、そうした行政に対するいわゆる検査機能ですね、外部としての検査機能というのはこれが参議院にあってもいいのかなと思います。 その場合に、じゃ参議院に、そういってチェック機能に徹するんであれば、じゃ今度は議員立法といったような形の法案を作るといった部分における参議院の在り方というのは、また別な議論として詰めていかなければいけないのかなと思います。と申しますのも、この間、小林先生からお話もございました、いわゆる選挙ということで選ばれてくるわけですけれども、選挙といった場合に、例えば比例代表制という形になったらますます政党色が強くなってくると。政党色が強くなると、参議院としての今度は独立感というものに対しても障害になってくるんではないかなというふうに思います。最終的には個人だというふうなこの間御発言ありましたけれども、個人でやるならば、比例代表制というのはむしろ逆に向くんではないかなというふうな私も気持ちがいたしております。 それと、衆議院に比べて参議院は議員定数が半分少ない状況にありますから、その中で、じゃ参議院の役割分担というのを考えるべきなのか、そういった点をちょっと私なりに問題意識として感じさせていただきました。 |
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